家族をつなぐ心地よい住まい
家づくりのきっかけ
Kさまご夫婦は、これからの子育てやご両親の将来を考え、ご主人の実家の隣地に家を建てられました。
そんなKさまご夫婦のたくさんの夢を叶えたのが、家族で過ごす時間やふれあいを大切にした住まいです。
シンプルな空間を木の素材感で彩る
視線がのびやかに通る明るいLDKは、キッチンからリビングまでを緩やかに連続させた広々空間。
家族が集まりお互いの存在を身近に感じながら家事の手伝いや毎日の会話を楽しむくつろぎの場所と
なりました。この広いLDKは、世代間の交流場所としても大活躍。隣地に住むご両親も交えながら
大家族で賑やかに囲む食卓は、三世代の笑顔と楽しい笑い声が響く団らんのひとときです。
内装は白を基調にした壁に、木の素朴な風合いをそのままに木目を生かした無垢材の桧フローリング
で天井と床を仕上げています。空間にアクセントをもたせるシックなリビングキッチンは、使いやすさと
機能性を兼ね備えています。
リビングに溶け込むオリジナルのテレビラックは収納力抜群。
おしゃれな間接照明にもこだわり空間をやさしく演出しています。
また、どの部屋も大きな窓を採り光と風がたっぷりと入るのがKさま邸の特徴です。夏は風の通り道を
つくり大きな開口部から涼しい風を室内に、冬は太陽の温もりを採りいれるなど住む人にやさしく自然
環境にも配慮した住まいとなりました。
採光と外観の美しさ
玄関に設けられたスリットからは明るい光が差し込み、玄関脇には家族の靴がたっぷりと入る造り付け
の靴箱があります。
そして玄関ホールには、帰宅したらすぐに手を洗える洗面所を設けているのでとても便利です。
外観はツートンの配色でスタイリッシュなデザインに。窓をバランスよく配置して採光と外観の美しさを
両立しています。また見る角度によって印象を変えるのもKさま邸の特徴です。
プライベートな空間
主寝室には、クローゼットとは別に屋根の勾配を利用した小屋裏収納を設置。仕切り壁には、格子の柵を
設け採光用の窓から入る光と風の通り道を可能にしています。
子ども部屋は、間仕切りの建具を開けるとひとつの大きな空間に。大きく設けた窓からはたっぷりの明るい
光が降り注ぎ部屋全体を包み込むように広がります。
設計:式地建築設計事務所
施工:大谷建築