ひだまりブログ

火災保険の補償範囲

2017年12月25日

火災保険というと、その名前から「火災だけの保険」と思われている方も
多いようですが、実は火災だけではなく水災や風災、雷などの自然災害
のほか日常生活における水漏れや盗難などの被害も補償対象になること
があります。

今回は、そんな幅広い火災保険の補償内容についてまとめてみました。

 火災保険の補償内容

 火災    
 
 失火やもらい火などによる火災の損害を補償します。

 落雷    

 落雷による損害を補償します。

 破裂・爆発  

 ガス漏れなどによる破裂・爆発などの損害を補償します。

 風災・雹・雪災 

 台風・疾風・竜巻・暴風等の風災、雹災(ひょうさい)
 または豪雪・雪崩等の雪災による損害を補償します。

 水災    

 台風・暴風雨・豪雨等による洪水・融雪洪水・高潮・土砂崩れ
 落石等の水災の損害を補償します。

 落下・飛来・衝突  

 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突等の損害を補償します。

 盗難

 盗難による盗取や損傷・汚損などの損害を補償します。

 水濡れ   

 給排水設備の事故や他人の戸室で生じた事故に伴う漏水による
 水濡れ損害を補償します。

 騒擾    

 集団行動等に伴う暴力・破壊行為による損害を補償します。

 不測かつ突発的な事故(破損・汚損)    

 誤って自宅の壁を壊した場合などの偶然の事故による損害を補償
 します。

 

* この補償内容は、各保険会社の商品・プランによって異なります。
  (全ての補償がセットになった従来型の火災保険や個々のニーズ
  や予算に合わせて補償内容を選べる火災保険、火災保険にセット
  できる特約など商品によって様々ですので、加入されている契約
  内容をご確認ください。)

 

 ここもチェックポイント

火災保険の補償内容のほかにも、「保険の対象」「自己負担額」など
もチェックしておきたいポイントです。

①火災保険では保険の対象が「建物のみ」「家財のみ」「建物と家財」に
 分かれており、「建物」のみの場合は家財の補償は受けられません。

 つまり家財が損害を受けた場合、補償を受けるには家財保険に加入する
 必要があります。

②保険金を支払う被害が発生した場合、補償には損害額が一定以上で
 あることを補償の条件にしている場合や自己負担額(免責額)が設定
 されている場合があります。

 例えば損害額が20万円未満の場合は保険金が支払われないとか、
 損害額から所定の自己負担金を差し引いた額が支払われるなど補償の
 条件や自己負担額の有無によって支払い額が変わってきます。

 被害に遭われた場合、まずは加入されている保険会社にご相談ください。



契約内容によって補償内容は変わってきますが、いざというときに保険がある
と大変助かります。ぜひ一度、加入されている契約内容をご確認してみては
いかがでしょうか。








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