ひだまりブログ

ただいま進行中(Y様邸) vol.5

2016年8月9日

2016.8.4 土台敷き

土台敷き
基礎工事の終わったY様邸は、建前に向けて土台を敷きました。
基礎の上にあるのは、樹脂製のプレート。これは、基礎から土台
を分離させることで湿気を防ぐためのもので、基礎と土台の間に
はめ込みます。


土台敷き
施工図と照らし合わせながら、使用する箇所に土台を配置してきます。
そして基礎の上に墨出しを行い、その線をもとにして土台を敷き詰めて
いく作業を行っています。この日も炎天下の中、作業を行った職人さん
の傍らには頼もしい助っ人の大型扇風機がフル回転中でした。

2016.8.7 建て初め(たてぞめ)

建て初め
8月7日(日)は暦上、大安で上棟を行うにあたってよいとされる建築吉日
のため上棟に先立ち建て初め(たてぞめ)を行ないました。これは、吉日
に上棟が難しい場合、上棟予定日より前に吉日を選んで柱を一本建てる
というものです。こうすることで、吉日に上棟が始まりましたということになり
ます。すでに一本だけ、建ててあるのはこういう意味でした。

 
2016.8.8 建前

 建前
快晴とはまさにこの日ことをさしているかのようなお天気でした。晴れ渡る空
がY様邸の建前を祝福しているかのように、こうして本格的に住まいのカタチ
となる躯体構造が組まれていきました。

建前
家を支える柱が土台の上に立てられたら、今度は胴差しや床梁を組んで
いきます。ちなみに、Y様邸は「こうち木の住まいづくり助成事業」の補助を
適用しています。地産地消で高知の森を元気づけていきたいものですね。


建前
床梁の取り付け作業が終わり剛床(ごうしょう)と呼ばれる厚みのある構造用
合板で2階の床を敷きつめていきます。このとき床組みと同時に床梁や胴差し
には羽子板ボルトという接合金物が取り付けられます。
接合金物を使い緊結することは、耐震性能を高めるためにも大切なことです。

建前
作業も順調に進み、2楷の柱や軒桁、桁などを組む工程へ。
2楷まで組み上がってくると、住まいのカタチがはっきりとわかってきますね。
順番に、組みたてられていく工程を見ると図面とは違いこれから住まう家の
実感が沸いてくるものです。

建前

建前
Y様邸の屋根の形状は、型流れ屋根。サイドには、パラペットと呼ばれる
立ち上げられた壁(手すり壁)を設けています。屋根の形が見えにくく、外観
がすっきりとした印象を与えるデザインです。さて、どんな仕上がりになるの
でしょうか?楽しみですね。

 こうして朝から始まった作業も夕方には棟木から野地板までを貼り終える
「屋根じまい」まで行うことができ、家づくりの大きなイベントである建前を終え
ました。

 これからは、内外ともにさまざまな工事が行われていきます。また進行状況を
お伝えしていきますのでお楽しみに・・。


*P.S Y様、当日はお疲れさまでした。現場にまで足をお運び下さりありが
    とうございました。また機会がありましたら、いつでも現場にお出でて
    下さい。また、当日は細やかなお心遣いにもスタッフ一同感謝致し
    ております。

 

 

 

 

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